3. 目的と目標(Aims and Objectives): 読者に研究の概要と研究の重要性を伝えた後は、簡単に研究デザインと研究方法を記述します。その記述の中で、更に明確に研究目的を述べ、研究要素を全て記述して、読者自身に(a) 研究の背景となった理論的根拠と(b) あなたのアプローチに納得できたか、を判断して貰います。この部分が実際の「課題ステートメント」であると言っても過言ではありません。その為、読者に伝える前に、全ての明確な必需詳細の準備が必要です。引用する背景文献(background literature)が広範囲過ぎたり、前の箇所で序説した課題が漠然とし過ぎているにも関わらず、実践した実験の内容をいきなりこの箇所で記述したりすると、読者は困惑してしまいます。なので、読者が理解出来るように、合理的構造に基づいた説明と、研究の詳細を一つも見落とさないことが重要です。
課題ステートメントの例文
オンライン学習に関する実践調査研究の課題ステートメントの例をあげてみます。あなたのステートメントはもっと長文かもしれません(研究背景を説明する箇所は特に)し、あなたが引用する既存文献は全て記載する必要があります。”context”、”relevance”、”aims and objectives”はヘッダーには入れない事。何故なら、これらは別の文段落での記述を要するからです。いずれにしても、あなたの研究の課題ステートメントが既にこの文書構造に沿って執筆されているのであれば、研究の重要性を読者に納得させるのは簡単なはずです。
目的と目標(Aims and Objectives): 学習環境のどの部分に変化が発生したのか、そして、その変化が様々な学生の評価に如何なる関連性があるのかを識別する事が最大の課題であった為、米国内の2大都市(ニューヨークとシカゴ)、韓国の1大都市(ソウル)、英国の1大都市(ロンドン)の合計4大都市にある10の高等教育機関の教員と生徒を対象にアンケートとインタビューを行った。生徒たちを異なるターゲット層にまとめ、各層が現状況から受けた影響の違いを分析した。